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「幽体離脱しちゃったみたい。」の記録映像ができました。

「幽体離脱しちゃったみたい。」の記録映像ができました。
期間中はたくさんのご来場ありがとうございました!

展示概要
 普段から制作をしている美術作家と、2年半前の3.11以降しばらくモノをつくる事ができなくなったという話しをしながら、震災をひとつの節目として、「一体何が変わったんだろう?」そんなどこか腑に落ちない疑問が渦巻いていました。  3.11以降に広がった数ある問題の中に、急激な社会環境の変化に対応できない人の心が時に激しく分断、対立していくという問題がありました。これは言い換えれば人の心の不自由さが露呈した出来事であったように思えます。しかし、この問題の深い部分には、「心の安定」を得たいという心理的な欲求があるように感じられてきました。心やイメージという、不可視なものに意識を向ける事で、対立する問題に同じ構造が見えてきたのです。  いま芸術で幽体離脱が出来ないだろうか、と呼びかけてみました。みんなが目に見えないものを持ち寄り、それについて語ってみたら、ひょっとすると何かが見えてくるのではないかと期待しました。結局それは「心の安定とは何か」「なぜヒトはイメージを必要とするのか」という、根源的な問題に再び目を向けることでした。  本企画は、人間の根源的な「イメージの力」に光を当て、様々な媒体形式をもった5名の作家の作品群とドキュメント、講座によって構成されています。心とイメージの問題を、ファンタジー、時代性、構造、技術、儀式、といったキーワードで立体的に考察し展覧会を展開しました。